「BLUE REFLECTION TIE/帝」
年明け1本めは「BLUE REFLECTION TIE/帝」をプレイ。謎の満ちた世界で、記憶を失った少女たちが世界の真実を求めていく。
前作「BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣」から、シナリオ品質もバトルシステムも大幅に進化していて、考察しがいのある謎だらけの舞台もあって、年明け早々めちゃくちゃ楽しめた。
ガストといえば音楽に注目なわけだが、戦闘曲に異常なほど力を入れていた前作と違い、本作ではフィールド曲にだいぶ力が入っているように感じた。もちろん戦闘曲も良かったが、フィールド曲は「放射状ターミナル」、「希望的アストライア」、「黄金率アンチノミー」、「諦念的カスケット」、「不連続イグジスタンス」などなど名曲揃いで、それぞれのキャラクターの心象風景であるフィールドデザインの美しさとの相乗効果でゲームプレイの没入感を高めてくれた。
残念なのは、この世界の真実を中盤あたりでキャラクターが予想するのだが、その予想が見事に的中していてそれ以上の驚きがなかったところ。ネタバラシには少し早すぎた気がして、もう2転くらいひっくり返してくれることを望んでいた。また、本作のフィールドマップであるココロトープでは、てっきり過去のトラウマを思い出していくものとばかり思っていたのだけど、そうではなく大切な思い出を取り戻す場だったみたいで、(絶望好きの身としては)やや期待はずれだった。
「大逆転裁判1&2」
Nintendo Switch OLEDを買ったので、せっかくだから携帯モードでOLEDの美しさを堪能したい。ということで始めた「大逆転裁判1&2」。3DSのオリジナル版をプレイ済だが、忘れていることもそこそこあって、かなり楽しむことができている。1月では「1」の部分をプレイし終え、「2」に入ったところだ。思えば当時3DS版の「1」プレイ時は、本当にこのスローペースなシナリオの進行で話が終わるのかという焦りのせいか、フラットな気持ちでプレイできていなかったなと。HD画質になり高クオリティのキャラクターモデルを見ることができるのはとても良いが、3DSの3D機能を頑張っていた作品でもあったので、必ずしも上位互換といえない感じ。
「ドールズフロントライン」双連乱数
大型イベント「双連乱数」が開催。これが噂の数多の指揮官を狂わせた多元菌先生のモリドーか……。相変わらず硬派(?)なシナリオだなと思う一方、新規が入ってこないのもなんとなくわかってしまう。とはいえ、今年は「パン屋」や「ニューラルクラウド」などの少女前線ユニバースの新作が出ることだし、コミュニティの活性化にも期待。