Three to Four

毒にも薬にもならない文字の羅列

先月末にFiio X7を買う

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 ポータブルオーディオなんて適当にサブスクリプションBluetoothイヤホン使ってりゃいいんだよとか言っておきながら、数年前のハイエンドDAPを買ってしまうんですわ。

 いまや製品カタログ的に2世代前くらいになりつつあるX7だけれども、これが発売した当時がたぶん一番オーディオの情報を追っていて、本来据え置き向けのES9018Sが載ったDAPっていうのはかなり魅力的で気になってはいた。中古とはいえ、かなり安価に手に入れられたのでいい買い物だったのではないだろうか。しかし10万クラスの製品がたかだか3年4年でここまで安く買えるとなると、やはり怖い世界である。ちょうどこのX7も対応しているFiioのアンプモジュールシリーズの中で決定版というべきAM3Dも近々発売するようなので、ベストタイミングであると思う。

 最近はあんまり良い環境で音楽を聴いていなかったというのもあるが、それを考慮せずとも音は良い。メインでよく使っていたWestone W60だけでなく、しばらく使っていなかったCampfire AudioのOrionを多用するくらいにはハマっている。アップデートを重ねた結果、発売当時とはプレイヤーアプリやら何やらがだいぶ変わったらしいが、新プレイヤーアプリであるFiio MusicはM7やスマートフォンで馴染みがあったので非常に移行がスムーズにできて助かる。つい先日発売の延期が決まってしまったが、AM3Dが発売したら4.4mmバランスも手を出してみようと思っている。

4月のリスニング

 4月ももう残り僅か。そして平成も残り僅か。来る令和を目前に、世間はすっかりGW気分。私も乗らなきゃと平成最後の散財を果たしてきたところ。これでもうGWに遊ぶ資金はなくなったのだけど悔いはないぜ。

 そんな4月に主に聴いた曲をいくつか紹介。

 

  まずJanis CrunchのI just love the piano。

I just love the piano

I just love the piano

 

  haruka nakamuraやファイアーエムブレムEchoesなどのボーカルで、私的に何かと目にする彼女のピアノインストアルバム。実はだいぶ前から欲しくて、レンタル店や中古CDショップに行くたびなにげなく探していたんだけど、先日ようやく出会えた。この盤を欲しくなった理由のトラック、「恋をした人」はやはりとても素晴らしいのでおすすめ。

 

 ミソシタの2ndアルバム、We are Vertual。

We are Virtual

We are Virtual

 

  悔しいことに買ってしまった。1stアルバムの時点でトラックメイカー豪華だなぁと思っていたのに、2ndはもう豪華すぎて引く。なんでこんなキワモノみたいな恰好のようわからん奴に楽曲提供してるの? とさえ思う。MiliのYamato Kasai提供の「満天のパラレル」なんかイントロ美しすぎて涙出てくるからな。バーチャルYouTuber初の映画監督作品「バーチャル男」のDVDが特典としてついてきたけど、まだ見れていない。GWにNetflixがこれも見ろあれも見ろと数々の名作を推してくる中、それらを押しのけて先に見るほどなのか…と悩む。

 

 PassCodeの新譜、CLARITYも聴いた。

  が、「It’s you」や「Ray」、「Tonight」など既発シングルなどで収録された曲が良い反面、いまいちアルバムでの新規曲はパッとしない気がする。これに関しては本当にまだ全然聴きこんでないので、いずれ感想が変わるかもしれない。ていうか「It's you」ほんま神。

 

 今月の頭の時点で月末の1周年を控えていたシャニマスの音源も、リリース以来ほぼやっていなかったゲームプレイの再開と合わせてほとんど聴いた。ぶっちゃけリリース当時もゲーム内でバックグラウンドミュージックとして流れていたはずだけど、まったく聴いた覚えもなくほぼ初見だった。個人的にはアルストロメリアと放課後クライマックスガールズの曲調が好み。ゲーム性の方もようやくわかってきた節があるので、今後のCDシリーズも追っていこうと思っている。

 

 以上。書籍やゲームソフトと違って新譜はどこでチェックすればよいのかいまだにわかっていないので、毎月唐突に聴きたい新譜を見つけて困りますね。また、開拓する場もYouTubeくらいしか知らんので…。Bandcampを1日眺めてればぽろぽろ好みなのが見つかるだろうというのは知ってるけどなかなか実行に移せず。最近はハンブレッダーズというバンドを見つけたくらいしか成果がない。おすすめあったら教えてください。

 


ハンブレッダーズ「DAY DREAM BEAT」Music Video

先週のゲーミング/Cupheadはじめました

 CupheadのNintendo Switchへの移植および日本語ローカライズは、多くのゲーマーにとって大きなニュースだったはずだ。私にとってもそれは大きなニュースだったわけで、さっそくプレイしてる。

 

 

  案の定初見殺し気味なボスの攻撃に序盤から幾度もやられているけど、今のところ覚えゲーなので慣れればさほど詰まることはない。とはいえまだワールド1が終わったところなのでどうなることやら。各ステージ終了時の体力やらクリア時間やらでスコアが出るので、それを突き詰めるアーケードライクなやりこみもできそう。

 先月末に買った(ほんの数時間あれば終わりそうな)十三機兵防衛圏プロローグはまだ終わってません。反省。これが終わったらせきろーやら買おうかなと思っていたけど、もう旬を過ぎてしまった感があるので…。7月のFEまでにある程度積みゲーを整理したいしなぁ。

2019年入ってから聴いてた音楽(1-3月)

 どうも。今年に入ってタブレット型PCやらカフス型イヤホンやらを買ったり、acorのライブに行ったりしてました。

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 直近では、写真家岩倉しおりの1st写真集を買うついでに、声優上田麗奈の写真集を買うオタクキメました。岩倉さんは去年リリースされたharuka nakamuraの「アイル」で知った方なんですけど、このノスタルジーバリバリの写真はドストライクでして。ちょいちょいInstagramとかも見ていたし、せっかくなので買っちゃった。後者に関しては、まさか自分が声優の写真集を買う日が来るなんてという感じだけど、まぁいろいろ巡り合わせがあってのことなんで。予想よりも写真が好みの傾向してて買ってよかったかな。退廃的なカット自分でも撮ってみたいし、そろそろ腐らせてるカメラを持ち出してどこかに出かけてみたい所存。気温も上がってきたしね!

 


PassCode - It's you (Lyric Video)

 

 1月2月はひたすらPassCodeを聴いていた。以前から名前は知っていたけど、ここまで刺さるのならもっと早く聴けばよかった! 新曲の「It's you」はイントロからエモくて最高にかっこいいすぎる。コール覚えてライブ行ったらめちゃくちゃ楽しいんだろうなぁと最近ずっと考えている。

 

 


Spangle call Lilli line "mio" (Official Music Video)

 

 

 SCLL3年ぶり(くらい)の新譜。もう最初から最後まで好き。SCLLはいまだにしっくりくる音楽ジャンル名がわからないんだけど、ポストロックでええんかね?

 


sora tob sakana/knock!knock! (Full)

 

 

 ついにオサカナメジャー1stアルバムである。私が彼女らを知ったときはもうだいぶ有名になってからだけど(OTOTOYの売上ランキング常連だったしね)、来るとこまで来た感。残念なのが、5月6日にてメンバーのひとり風間玲マライカが卒業することが決まっているということだ。とりあえず来週の鎌野愛/siraph/sora tob sakanaのチケットは買ったので、あの4人でのライブを目に焼き付けてこようと思う。というよりこのメンツのライブとか神すぎひん?

 


赤い公園「Highway Cabriolet」Music Video

 

 赤い公園からVo.佐藤千明が抜けたとき、もう赤い公園は終わりなのかとセンチな気持ちになったけれども、新しいVo.が参加した今の赤い公園、すさまじく良くないか? 「消えない」を、垂れ流していたYouTubeで初めて聴いたときも思わず作業の手を止めて聴き入ったけど、これは今後が非常に楽しみ。

 


忘れらんねえよ『君は乾杯のとき俺とだけグラスを合わせなかった』Music Video

 

 このミニアルバム死ぬほど好き笑。年末年始のCDJライブではあまりに眠すぎて忘れらんねえよのステージは諦めて帰ったんだけど、惜しいことをしたなぁ。

偽りの黒真珠/先週のゲーミング

 

 Nintendo Switch専用タイトル、「伊勢志摩ミステリー案内 偽りの黒真珠」クリアしました。2019年最初にクリアまでプレイしたタイトルというわけで。

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 このタイトル、もともとは3DSで出るという予定で、初報から相当楽しみにしていました。正直、世代的に特別ファミコンミステリーに思い入れがあるというわけではないけども、現代にあんなノスタルジックなプレイ画面見せられたらやりたくなっちゃうわな。「助けてタコさん」も待望してたし(現状積んでるけど)、過去ハードライクなゲームになんか魅力を感じちゃうみたい。

 プレイ時間は5時間ほど。価格は1000円だったので、ボリューム的には、まぁこんなものでしょうか。個人的には、思っていたよりも長い時間楽しめたなと満足してる。

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相棒はケン!

 内容としては、プレイヤーが考える余地のある推理モノではなく、完全な2時間サスペンスモノ。ファミ探シリーズのようなドラマ的シナリオといえばわかりやすいかな。

 案外こういうノスタルジーをウリにしたゲームって、当時のハードスペックゆえの不親切さもそのまま再現してイライラすることが多いと思うけど、偽りの黒真珠はテキストスピードもいい塩梅だし、次に何をすればいいかの誘導もだいぶ丁寧にしてくれるので、ストレスを感じることなくノスタルジーに浸ることができる。これ、些細なことだけれど、かなり大事な部分だと思ってる。

 発売前から各所で注目されていたし、いざ発売されたらe-shopのダウンロードタイトルの上位に名を連ねていたので、かなり売れたはず。ぜひシリーズ化してほしい。また、ファミコンアドベンチャーリバイバルという出オチで終わらずに、しっかりとした作品に仕上がっていたので、ぜひおすすめしたい。

 最後にひとつ希望を言うのなら…、サウンドトラックを出してほしい…。デジタル販売でいいんで…、boothなりBandcampなり活用して…、なにとぞ…。