Three to Four

毒にも薬にもならない文字の羅列

4月のリスニング

 4月ももう残り僅か。そして平成も残り僅か。来る令和を目前に、世間はすっかりGW気分。私も乗らなきゃと平成最後の散財を果たしてきたところ。これでもうGWに遊ぶ資金はなくなったのだけど悔いはないぜ。

 そんな4月に主に聴いた曲をいくつか紹介。

 

  まずJanis CrunchのI just love the piano。

I just love the piano

I just love the piano

 

  haruka nakamuraやファイアーエムブレムEchoesなどのボーカルで、私的に何かと目にする彼女のピアノインストアルバム。実はだいぶ前から欲しくて、レンタル店や中古CDショップに行くたびなにげなく探していたんだけど、先日ようやく出会えた。この盤を欲しくなった理由のトラック、「恋をした人」はやはりとても素晴らしいのでおすすめ。

 

 ミソシタの2ndアルバム、We are Vertual。

We are Virtual

We are Virtual

 

  悔しいことに買ってしまった。1stアルバムの時点でトラックメイカー豪華だなぁと思っていたのに、2ndはもう豪華すぎて引く。なんでこんなキワモノみたいな恰好のようわからん奴に楽曲提供してるの? とさえ思う。MiliのYamato Kasai提供の「満天のパラレル」なんかイントロ美しすぎて涙出てくるからな。バーチャルYouTuber初の映画監督作品「バーチャル男」のDVDが特典としてついてきたけど、まだ見れていない。GWにNetflixがこれも見ろあれも見ろと数々の名作を推してくる中、それらを押しのけて先に見るほどなのか…と悩む。

 

 PassCodeの新譜、CLARITYも聴いた。

  が、「It’s you」や「Ray」、「Tonight」など既発シングルなどで収録された曲が良い反面、いまいちアルバムでの新規曲はパッとしない気がする。これに関しては本当にまだ全然聴きこんでないので、いずれ感想が変わるかもしれない。ていうか「It's you」ほんま神。

 

 今月の頭の時点で月末の1周年を控えていたシャニマスの音源も、リリース以来ほぼやっていなかったゲームプレイの再開と合わせてほとんど聴いた。ぶっちゃけリリース当時もゲーム内でバックグラウンドミュージックとして流れていたはずだけど、まったく聴いた覚えもなくほぼ初見だった。個人的にはアルストロメリアと放課後クライマックスガールズの曲調が好み。ゲーム性の方もようやくわかってきた節があるので、今後のCDシリーズも追っていこうと思っている。

 

 以上。書籍やゲームソフトと違って新譜はどこでチェックすればよいのかいまだにわかっていないので、毎月唐突に聴きたい新譜を見つけて困りますね。また、開拓する場もYouTubeくらいしか知らんので…。Bandcampを1日眺めてればぽろぽろ好みなのが見つかるだろうというのは知ってるけどなかなか実行に移せず。最近はハンブレッダーズというバンドを見つけたくらいしか成果がない。おすすめあったら教えてください。

 


ハンブレッダーズ「DAY DREAM BEAT」Music Video

先週のゲーミング/Cupheadはじめました

 CupheadのNintendo Switchへの移植および日本語ローカライズは、多くのゲーマーにとって大きなニュースだったはずだ。私にとってもそれは大きなニュースだったわけで、さっそくプレイしてる。

 

 

  案の定初見殺し気味なボスの攻撃に序盤から幾度もやられているけど、今のところ覚えゲーなので慣れればさほど詰まることはない。とはいえまだワールド1が終わったところなのでどうなることやら。各ステージ終了時の体力やらクリア時間やらでスコアが出るので、それを突き詰めるアーケードライクなやりこみもできそう。

 先月末に買った(ほんの数時間あれば終わりそうな)十三機兵防衛圏プロローグはまだ終わってません。反省。これが終わったらせきろーやら買おうかなと思っていたけど、もう旬を過ぎてしまった感があるので…。7月のFEまでにある程度積みゲーを整理したいしなぁ。

2019年入ってから聴いてた音楽(1-3月)

 どうも。今年に入ってタブレット型PCやらカフス型イヤホンやらを買ったり、acorのライブに行ったりしてました。

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 直近では、写真家岩倉しおりの1st写真集を買うついでに、声優上田麗奈の写真集を買うオタクキメました。岩倉さんは去年リリースされたharuka nakamuraの「アイル」で知った方なんですけど、このノスタルジーバリバリの写真はドストライクでして。ちょいちょいInstagramとかも見ていたし、せっかくなので買っちゃった。後者に関しては、まさか自分が声優の写真集を買う日が来るなんてという感じだけど、まぁいろいろ巡り合わせがあってのことなんで。予想よりも写真が好みの傾向してて買ってよかったかな。退廃的なカット自分でも撮ってみたいし、そろそろ腐らせてるカメラを持ち出してどこかに出かけてみたい所存。気温も上がってきたしね!

 


PassCode - It's you (Lyric Video)

 

 1月2月はひたすらPassCodeを聴いていた。以前から名前は知っていたけど、ここまで刺さるのならもっと早く聴けばよかった! 新曲の「It's you」はイントロからエモくて最高にかっこいいすぎる。コール覚えてライブ行ったらめちゃくちゃ楽しいんだろうなぁと最近ずっと考えている。

 

 


Spangle call Lilli line "mio" (Official Music Video)

 

 

 SCLL3年ぶり(くらい)の新譜。もう最初から最後まで好き。SCLLはいまだにしっくりくる音楽ジャンル名がわからないんだけど、ポストロックでええんかね?

 


sora tob sakana/knock!knock! (Full)

 

 

 ついにオサカナメジャー1stアルバムである。私が彼女らを知ったときはもうだいぶ有名になってからだけど(OTOTOYの売上ランキング常連だったしね)、来るとこまで来た感。残念なのが、5月6日にてメンバーのひとり風間玲マライカが卒業することが決まっているということだ。とりあえず来週の鎌野愛/siraph/sora tob sakanaのチケットは買ったので、あの4人でのライブを目に焼き付けてこようと思う。というよりこのメンツのライブとか神すぎひん?

 


赤い公園「Highway Cabriolet」Music Video

 

 赤い公園からVo.佐藤千明が抜けたとき、もう赤い公園は終わりなのかとセンチな気持ちになったけれども、新しいVo.が参加した今の赤い公園、すさまじく良くないか? 「消えない」を、垂れ流していたYouTubeで初めて聴いたときも思わず作業の手を止めて聴き入ったけど、これは今後が非常に楽しみ。

 


忘れらんねえよ『君は乾杯のとき俺とだけグラスを合わせなかった』Music Video

 

 このミニアルバム死ぬほど好き笑。年末年始のCDJライブではあまりに眠すぎて忘れらんねえよのステージは諦めて帰ったんだけど、惜しいことをしたなぁ。

偽りの黒真珠/先週のゲーミング

 

 Nintendo Switch専用タイトル、「伊勢志摩ミステリー案内 偽りの黒真珠」クリアしました。2019年最初にクリアまでプレイしたタイトルというわけで。

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 このタイトル、もともとは3DSで出るという予定で、初報から相当楽しみにしていました。正直、世代的に特別ファミコンミステリーに思い入れがあるというわけではないけども、現代にあんなノスタルジックなプレイ画面見せられたらやりたくなっちゃうわな。「助けてタコさん」も待望してたし(現状積んでるけど)、過去ハードライクなゲームになんか魅力を感じちゃうみたい。

 プレイ時間は5時間ほど。価格は1000円だったので、ボリューム的には、まぁこんなものでしょうか。個人的には、思っていたよりも長い時間楽しめたなと満足してる。

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相棒はケン!

 内容としては、プレイヤーが考える余地のある推理モノではなく、完全な2時間サスペンスモノ。ファミ探シリーズのようなドラマ的シナリオといえばわかりやすいかな。

 案外こういうノスタルジーをウリにしたゲームって、当時のハードスペックゆえの不親切さもそのまま再現してイライラすることが多いと思うけど、偽りの黒真珠はテキストスピードもいい塩梅だし、次に何をすればいいかの誘導もだいぶ丁寧にしてくれるので、ストレスを感じることなくノスタルジーに浸ることができる。これ、些細なことだけれど、かなり大事な部分だと思ってる。

 発売前から各所で注目されていたし、いざ発売されたらe-shopのダウンロードタイトルの上位に名を連ねていたので、かなり売れたはず。ぜひシリーズ化してほしい。また、ファミコンアドベンチャーリバイバルという出オチで終わらずに、しっかりとした作品に仕上がっていたので、ぜひおすすめしたい。

 最後にひとつ希望を言うのなら…、サウンドトラックを出してほしい…。デジタル販売でいいんで…、boothなりBandcampなり活用して…、なにとぞ…。

2018年の10枚

 2019年になってだいぶ経つけれど、去年聴いた盤の個人的ベストをピックします。PCライブラリを見てみると、2018年の盤は95枚と100枚には満たず、2017年が140、2016が216枚というとこを考えると、2018年は、さほど新しい盤は増えなかったということになります。神保町のレンタルショップ、ジャニスの閉店に合わせて、そこそこの枚数をレンタル、インポートしたはずだけど、あれはだいたい2017年以前の作品だったということですね。

 また、2018年のライブラリを見てみると、アイマスが多いこと多いこと。ゲームのサントラも、珍しく何枚かライブラリに入れたので、結構ゲーム曲が多い年であったことが確認できます。こうして振り返ってみると、まったく新しいアーティストを開拓していないので、そこは反省。今年は、積極的に色んなジャンルに手を出していきたい。

 

 

1.haruka nakamura/アイル

 悩んだけど、今年一番聴いたのは間違いなくアイル。これから先、春が来るたびにヘビロテすることになるんだろう。懐かしい8cmCDに、写真家岩倉しおりのノスタルジックなアートワーク。あたたかなJanisの歌声は、郷愁を誘う。アルバム、「grace」がとにかく好きな身としては、最高の一枚。


「アイル」haruka nakamura × 岩倉しおり MV

 

 

 

2.wolrd's end girlfriend/MEGURI

 前からWEGは聴いていたけれど、それでもこの「MEGURI」はあまりにも良すぎる。年末にあったライブ、Virgin Babylon Night4は、これを聴くために行ったという部分が4割はある。MVもとんでもなくいいので見てくれ。


world's end girlfriend / MEGURI / MUSIC VIDEO

 

 

3.sora tobu sakana/alight ep

 オサカナも、ハイスイノナサ照井順政がサウンドプロデュースということで、以前から聴いていたけど、この盤で一気に好きになった。negicco以外のアイドルソングを聴くようになったのはamiinAからだけど、もはやオサカナが一番注目しているアイドルグループまである。これを機にいろいろアイドルソングを聴くようになったのだけど、PassCodeMaison book girlなど、音楽的に個性的なグループが、今のアイドル界隈には多くいることがわかったりしたので、「alight ep」はそういう意味でも、個人的に大きな転換点となったと思う。

 

4.ゼノブレイド2 オリジナル・サウンドトラック

 ここからは非常に悩むんですが、ゼノブレイド2入れさせてください。賛否はあるでしょうが、個人的に、近年やったRPGの中ではナンバーワンに熱中した作品でした。もちろん戦闘システムやストーリーなども面白かったけど、音楽もいい仕事していたゲームだったと思う。今聴いても「Counterattack」は胸が熱くなるし、エンディング曲「One Last You」は泣きそうになるし、印象的な曲は非常に多い。ゲームサントラの何がいいって、リスニング時に、プレイしていたときの気持ちや思い出が頭に浮かんでくることだなっていうのを、これで再確認できた。

 

5.ゼノブレイド2 黄金の国イーラ オリジナル・サウンドトラック

 というわけで続けてこれも。ゼノブレイド2DLCのOST。本編の曲と比べてジャジーになってオシャレに。なんといっても「戦闘!!/イーラ」が最っ高。はじめてE3ダイレクトで聴いたときはもう立ち上がったよな。平松さん、あんた神かよ。

 


駒形友梨 / クロックワイズ(Short Ver.)

6.駒形友梨/[CORE]

 「クロックワイズ」めちゃめちゃ刺さってしまったのでこの順位。おそらく年内最後に買った曲なので、強く印象に残っているというのはあると思う。1st LIVE行きたいんだよなぁ。ただ(普通のバンドのライブに慣れてると)チケット高いんだよなぁ。ただ5800円は声優ライブにしては安い気もする・・・。

 

7.ミソシタ/ミソシタ

 このビジュアルよ。このビジュアルのヴァーチャルYouTuberが、誰よりも早くアルバムを出すなんて誰が予想しただろうか。しかし、ただのキワモノと思うなかれ。「地下二階のレジスタンス」を今すぐ聴くんだ。エモいぞ。

 


それでも尚、未来に媚びる『也子』MV

8.それでも尚、未来に媚びる/スーサイド

 これはどうしてもピックしたかった。それ媚びは今年いろいろあった。いろいろあった中で復活を遂げたあのライブ。あのライブで聴いた「也子」はもう忘れられない。一番ライブで聴きたいバンドはいまだにこいつらなんだ。もっとアホみたいに売れていいと思うんだ。みんなも聴いてくれ。

 


a crowd of rebellion / Ill [Official Music Video]

9.a crowd of rebellion/Ill

 ここからは悩むけど、リベリオンを9位に。相変わらずかっこいいの一言。久しぶりにライブ行きたいすな。ガチ汗だくになるし疲れるんだけど(笑)。

 

10.早見沙織/JUNCTION

早見沙織ってわりと長く個人名義の歌手活動しているイメージだけど、まだフルアルバム2枚めなんですよね。今作はビビるくらい早見自身が作曲、作詞してて、だいぶアーティスト性の出ている盤になってると思う。インタビューなど読んで驚いたのが、収録曲が、このアルバムを作るにあたって制作したものってわけでもなく、それこそアーティスト活動初期の曲などもあるということ。さらに(たしか)それがシューゲイザーバリバリの「祝福」だというのだからたまげる。最近の声優は、歌って踊れてトークが面白くて、作詞作曲ができるのか・・・と。残念だったのが「where we are」が収録されなかったことである。あれはそろそろちゃんとした音源で聴きたいという気持ちがある。

 

 

次点1.ダーリン・イン・ザ・フランキス エンディング集

 久しぶりに完走したアニメダリフラは曲もかなり良かった。キャラソンはしばらく聴いてなかったけれど、また手を出してみようかなと思わせてくれるくらいにはいい出来だった。一部劇中でも流れるんだけど、「ダーリン」が最初に流れたところは泣きそうになったな。

 


「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」ゲーム内楽曲『UNION!!』MV

次点2.UNION!!

 ソーシャルリズムゲーのミリシタ1周年曲。この曲すごい集大成感あって好き。ミリオンは曲がいいね。

 

 

 

 

 こんなところでしょうか。いろいろサブスクリプションサービスで聴いてはいるものの、まだ買ってはいない音源は多々あるので、今年はそれらをちょいちょい買いながら、新たなアーティストに手を出していこうと思う。とりあえず、17歳とベルリンの壁PassCodeの音源は早く欲しい。

 今年はどんな新譜が出るか知らないですけど、とりあえず早速年始にSCLLが新譜を出したので、それを手に入れないと。あと、Vampilliaがいい加減今年こそアルバム出すといいですね(笑)。

 あと去年の音楽関連でいうと、PCでの音楽管理ソフトを、長い間使っていたMediaGoからMusic Beeに移行したことが大きなニュースです。モノは試しにと使ってみたのだけど、これが使いやすいのなんの。いまだにMediaGo難民の方は使ってみてください。