Three to Four

毒にも薬にもならない文字の羅列

HD599買ったよ

以前プリンことHD598を愛用していた時期があったのだけど、もう少しカリカリした音が欲しくなって手放した。その後市場に腐るほどあったプリンが一気にその姿を消して、後継のHD599にバトンを繋いだわけだが、そうなってから欲しくなるのが人の性というもの。とはいえHD598の新品はもうなかなかなく、調べてみるとHDD599はマイナーチェンジみたいなものらしい。じゃあそれでいいか。ご時世関係なく、試聴に行くのも面倒だし、そもそもデスクトップで使う開放型を店舗のモバイル機器を使った試聴でいったい何が判断できるんだ、というわけでついついポチった。HD599は、HD599SEという色違いがAmazon限定として売られていて、結構セールで半額とかになりがちなのだが、欲しかったのはプリン色だったので差額はその色味に消えた。

 

 

エージングもしてないしまだまだ全然聴き込んでいないのだが、だいぶ満足している。HD598の記憶と比べながら聴いているが、大きく変わってはいないかな。「解像感がさほどない角の取れた甘い音」ってのがHD598の印象だったわけだけど、HD599もわりとそんな感じ。ただ、ベースやバスドラはHD598のがもっとブーミーだった記憶。音の輪郭がパリッとしてて定位がわかりやすい。ここらへんがしっかりしているとロックとかスピード感のある曲にも合うので、最新の需要に合わせたチューニングをしているのだろう。より万能になった。

頭の形、耳の大きさで個人差あると思うが、HD598から変わらずちょうどいい大きさのカップなので長時間利用も苦にならなそう。今後は据え置きはこれでいく。