Three to Four

毒にも薬にもならない文字の羅列

2020年よく聴いた音楽

 今年はCOVID-19のせいでライブハウスに行くことが一切なく、同時に音楽を聴く方法をかなりサブスクリプションに寄せた1年だった。そのうち買おうとウィッシュリストに入れ、サブスクリプションサービスで聴けるからという理由で買い逃している音源も多く、反省している。

 今年聴いた音楽の中で印象に残っているものをいくつか書く。どれもおすすめしたいものなので、興味を持って手を出してくれることを願う。

 

2020年12月31日追記。YT Musicにある音源でまとめたのでこちらもどうぞ

Thank U 2020 https://music.youtube.com/playlist?list=PLHSXaZLtvvcyP0pdzpPbNG6gj4MaNQTfb

 

 

ill hiss clover / GLITTER

 

  すでに活動していない、ill hiss cloverから未発売楽曲がリリースされた。私がこのバンドを知ったときには既に活動停止状態だったので、飛び上がるくらい喜んだ。

 カメラを止めるな関係で新しく聴いたひとも多かったと思うが、改めて現在活動していないということが非常に惜しく感じる。

 

17歳とベルリンの壁 / Abstract

 

 2018年のミニアルバムObjectから約2年ぶりに出た新譜。8月にあった初のワンマンライブは行きたかったのだけれど、COVID-19の影響でライブハウス自体の収容人数を減らした影響か、見事に落選してしまった。今年の中ではかなり上位の心残り。

 

My Lucky Day / My Lucky Day

 今年知ったバンドの中で一番聴きまくったバンド。九州のバンドなので、おそらくコロナ禍が過ぎ去ったとしても都内でライブをする機会はそうないとは思うが、ぜひ一度でいいから生で聴きたい。

 

sora tob sakana / deep blue

 

 解散前最後のアルバム。新曲2曲と再録音源のフルアルバム。既存アルバムと聴き比べるとアレンジの違いでなお楽しめると思う。

 現地でこそ見れなかったが、配信で見たラストライブはその高い完成度、見事な演出のおかげで、しばらく本当に喪失感がすごかった。sora tob sakanaという「物語」の終わりを表現した良いライブだった。

 

RiLF / My Beloved Farewell

 

 1stアルバムから10年。待望の2ndアルバム。VocalのCaluつながりで、まだまだ出ないと思うがMatryoshkaの新譜にも期待したい。

 

RAY / Pink

 

 RAY初のフルアルバム。アイドルらしからぬジャケットから「楽曲で勝負してんぞ」感が伝わるが、そのとおりでめちゃくちゃ良い。また去年ライブに何度か足を運んだが、ダンス等パフォーマンスもとても良かった。

 

赤い公園 / オレンジ/pray

 

 津野米咲の突然の訃報は、とても重くつらく悲しいニュースだった。赤い公園の今後がどうなっていくのかはわからない。いま赤い公園の話をするとなるとそうした感情を排することは難しいが、それらを抜きにしてもこのシングルは名盤たりえるだけの魅力がある。

 

Mori Calliope / DEAD BEATS

 

 私はだいたいのコンテンツにおいて興味をもつきっかけは音楽だったりするのだが、長い間しっかり見てこなかったVirtual YouTuberというジャンルも、このシングルのおかげで入ることができそうだ。

 

バーチャルねこ / ベオグラードメトロの子供たち OST


【OST】ベオグラードメトロの子供たち / Children of Belgrade Metro クロスフェードデモ

 「ベオグラードメトロの子供たち」は決して万人におすすめできる類のゲームでこそないが、ハマるひとはとことん好きになれるゲームだと思う。このゲームのデザインには、音楽ももちろん大きな役割を果たしている。

 

Neko Hacker / Neko Hacker 

 Neko Hacker待望のフルアルバムも今年に出た。個人的にはKawaii Future Baseというジャンルの中では一番好きなアーティスト。

 

LUCA & haruka nakamura / the world

  LUCA & haruka nakamuraのフルアルバムも待望だった。Youtubeで何度となく聴いた「八星」をはじめ、聴き応えのある曲が揃う。