Three to Four

毒にも薬にもならない文字の羅列

「マルコと銀河竜」をやった

 久しぶりにPCのノベルゲームでどうしてもプレイしたいというタイトルに出会えた。それが先月発売した「マルコと銀河竜」だ。ということでプレイしました。


【OPムービー】マルコと銀河竜 / MARCO AND THE GALAXY DRAGON

 

 詳しいことは一切わからないのだが、このカートゥーン調のOPムービーを見たら細かいことはともかく、何かこうびびっと来るものがあった。ノラとと(名前だけは知ってる)開発の新作らしく、結構注目されていたタイトルだったらしい。

 やはり特筆すべきは、シーンどころかセリフ単位で次々とイベントCGが切り替わるというちょっと気の遠くなるような物量だ。プレイしていて、さすがにこれは頭がおかしいぞ? と思えるほどに多くのCGを収録している。

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 逆にテキストの量はかなり少なく、多くのノベルゲームが20時間以上かかったりする中、「マルコ」はふつうにボイスを全部聴いても10時間もかからないであろう程度のボリュームしかない。個人的にはプレイ時間が長ければ長い方がよいということはなく、いかにまとまりよく仕上がっているかが重要であると思うので、ダレることなくエンディングまで駆け抜ける本作はその点うまくまとまっていたと感じる。

 とはいえ、1万円ほどの価格で分岐もほぼないといっていい一本道のビジュアルノベルということを考えるとやはりボリューム不足感は否めない。シリアスパートに入る前のいわゆる日常パートは、テキストが面白かっただけにもう少し読んでいたかった気持ちが正直あった。

 

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  ぼくはラッカの顔が好き。